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鳥羽 (砲艦)[とば]
鳥羽(とば)は、日本海軍が初めて国内で建造した河用砲艦である。同型艦はない。 ==艦歴== 佐世保工廠で1911年7月7日起工、同年11月7日進水、11月17日竣工。「鳥羽」の前にイギリスで建造された砲艦「隅田」、「伏見」は長江の三峡の航行に問題があったため、機関出力が強化され速力15ノットとなっている。 当時中国で辛亥革命が発生していたため、竣工した「鳥羽」は自力では外洋を航行できないため浮きドックに入れられたまま防護巡洋艦「笠置」に上海まで曳航された。第一次世界大戦では、始め中国が中立国であったため抑留された。太平洋戦争では上海で1941年12月8日に駆逐艦「蓮」と共同で英砲艦「ペトリル」を撃沈、米砲艦「ウェーク」を捕獲した。ウェークはその後日本海軍に「多々良」として編入された。 1945年9月30日除籍。中華民国に接収され「永済」となった。1948年4月17日に湖北省郝穴での戦闘で功をあげ「郝穴」と改名された。1949年11月29日に永安と共に中国人民解放軍に投降、「湘江」となった。1960年代に除籍。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「鳥羽 (砲艦)」の詳細全文を読む
英語版ウィキペディアに対照対訳語「 Japanese gunboat Toba 」があります。
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